君の声を聴かせて

手のひらで紡ぐときめき。優しくピュアな初恋の物語。

9月26日 金曜日 公開

ホン・ギョン ノ・ユンソ キム・ミンジュホン・ギョン ノ・ユンソ キム・ミンジュ

監督 チョ・ソンホ

手のひらで紡ぐときめき。優しくピュアな初恋の物語。

イントロダクション

韓国観客動員数 初登場No.1!
今最も注目を集める3人の
若手俳優による
話題の
〈初恋映画〉が日本上陸

2009年に制作された台湾映画『聴説』を韓国でリメイクした『君の声を聴かせて』。14年の時を経て蘇った、主人公二人が手話によって愛を育んでゆく優しくピュアな初恋の物語は、2024年の釜山国際映画祭「Korean Cinema Today」部門の招待作品としてスペシャルプレミアされ好評を博し、その後一般公開を迎えると観客動員数初登場第1位を獲得するなど、多くの観客に愛された。今韓国で最も注目を集める3人の若手俳優——ホン・ギョン、ノ・ユンソ、キム・ミンジュのみずみずしい演技が眩い光を放つ。誰もが経験したことのある恋のときめきと、人生の迷いさえもキラキラと輝くような青春を、美しい夏の日々とともに清々しく描いたラブストーリー。

ストーリー

大学を卒業したものの、やりたいことが見つからず、両親が営む弁当屋を手伝うはめになった就活生ヨンジュン(ホン・ギョン)。聴覚障がい者ながら水泳のオリンピック代表を目指す妹ガウル(キム・ミンジュ)を懸命に支えるヨルム(ノ・ユンソ)。弁当の配達先で出会ったヨルムに一目惚れしたヨンジュンは、大学で習った手話を通じてヨルムと心を通わせてゆく。

キャスト

ホン・ギョン ヨンジュン役

1996年生まれ。2017年に俳優デビューし、いくつかのティーン向け青春ドラマへの出演を経て、法廷サスペンス映画『潔白』(2020)に出演。主人公の自閉症の弟役で、百想芸術大賞映画部門の男性新人演技賞を受賞し大きな注目を集める。ドラマ「弱いヒーロー Class1」(2022)では父親の虐待と学校内のイジメによって追い詰められる高校生役で、続く映画『コメント部隊』(2024)ではネットによる世論操作チームを主導するゲーマーを演じ、若き個性派俳優としての地位を確立。その他の作品に映画『本当に遠いところ』(2021)、SBS演技大賞で優秀演技賞を獲得したドラマ「悪鬼」(2023)、Netflix初の韓国アニメ映画『あの星に君がいる』(2025)など。ソル・ギョング共演のNetflix映画『Good News(英題)』が待機中。

ノ・ユンソ ヨルム役

2000年生まれ。モデルとして活躍した後、オールスターキャストの話題作「私たちのブルース」(2022)で俳優デビュー、受験を前に妊娠してしまった高校生を演じ注目を集める。受験戦争の中で加熱する塾講師の争奪戦を描いたドラマ「イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~」(2023)では、百想芸術大賞ドラマ部門の女性新人演技賞を獲得した。本格的なスクリーンでの初主演作となった本作では、ほぼ全編で手話での演技を求められるという難役に挑戦し、百想芸術大賞映画部門新人演技賞を受賞。その他の出演作にキム・ユンソク共演のサスペンスドラマ「誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる」(2024)、ピョン・ウソク、キム・ユジョン共演のラブストーリー『20世紀のキミ』(2022)、SFスリラー「配達人~終末の救世主~」(2023)など。

キム・ミンジュ ガウル役

2001年生まれ。2017年に撮影された、日本のエッセイ「夜回り先生」を原作にしたインディペンデント映画『The Fault Is Not Yours (英題)』(日本未公開/2019)で俳優としての活動を開始。翌年、オーディション番組「PRODUCE 48」の選抜により、2018年にアイドルグループ「IZ*ONE」の一員としてデビュー。2021年にグループ解散後は、謎の死を遂げた世子嬪を演じた時代劇「禁婚令 -朝鮮婚姻禁止令-」(2022)、ヒロインの少女時代を演じたサスペンス「コネクション」(2024)、高校を舞台にしたスパイコメディ「アンダーカバーハイスクール」(2025)など、話題のドラマに次々と出演。本作が商業映画デビュー作となる。

スタッフ

チョ・ソンホ 監督

娘の事故死を防ごうと同じ一日を繰り返すタイムループサスペンス『エンドレス 繰り返される悪夢』(2017)で、商業映画監督としてデビュー。カナダ・モントリオールのファンタジア国際映画祭観客賞ベストアジア賞を受賞。世界三大ファンタスティック映画祭のひとつであるポルト国際映画祭では審査員スペシャルメンションを獲得した。7年ぶりの新作である本作は、台湾の同名ラブストーリーをリメイク。2024年釜山国際映画祭「Korean Cinema Today」部門の公式招待作品としてプレミア上映された。

チョ・ヨンウク 音楽

『接続 ザ・コンタクト』(1997)からキャリアをスタートさせ、現在では韓国を代表する映画音楽監督として知られる。『オールド・ボーイ』(2003)で大鐘賞音楽賞を受賞するなど、パク・チャヌク監督作品のほぼ全作品に参加。『別れる決心』(2022)では青龍映画賞をはじめ韓国国内の多くの賞を獲得した。他の主な参加作品は『インサイダーズ/内部者たち』(2015)、『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』(2017)、『KCIA 南山の部長たち』(2019)、『コメント部隊』(2024)など。